前回のブログでは、自社の商品やサービスをどのようなお客さまに購入をして欲しいのか?ちゃんと購入しているターゲット層と自分たちが思っているターゲット層が合っているかを考えてみましょう!という内容を書きました。
その中で振り返りが出来るように売上データをちゃんと取ると、そこからいろんな事が分かりますよ。とお話しました。
では、どのような事が分かるのか?
もちろんデータの取得内容によって分かる事は変わりますが、
・販売日時
・天候(商品、サービスによっては関係ない場合あり)
・売れた商品またはサービス
・売れた個数(一人あたりの購買数)
・購買者の情報(性別やおおよその年齢)
以上は最低限必要な情報かと思います。
もっと細かく情報を取りたい場合は会員カードを発行し登録の際に出来る限りの情報を取得すれば良いです。
会員カードを発行し購入の際に提示してもらえれば購入履歴が取得でき、購買者の傾向等が把握でき、攻めの販売戦略が展開できます。
ちょっと話がそれましたが…
売上データを取得すると
・どの商品が売れているのか
・どんなお客さまが購入していただいているのか
・売れる時期的なものがあるのか
・一人当たりの客単価はどれくらいか
・利益率はどれくらいか
・最適在庫数はどれくらいか
などなど
単純に見ただけでもこれくらいのことはパッと分かるはずです。
以上の内容から以下の項目について少し深堀していくと良いかと思います。
・自分たちが有利に販売できる市場がどこなのか?
・売れている商品の強みは何なのか?
・その強みに独自性があるのか?
・お客さまのセグメンテーションは適切か?
・今売れている商品の将来性はあるのか?
・次に金のなる木になる商品は何なのか?
・撤退戦略を取る方が良い商品がないか?
今回は販売という観点からのお話しなので、利益率等の予算的要素を入れずにお話ししていますが、本来は総合的な見方が必要になりますので、注意が必要です。
データを収集し分析し深堀して考えてみると、どこに力を入れる方が効果的かが見えてくると思います。
力の配分も重要な要素ですから。
どうでしょうか?売上データを取得しないといけない!と思っていただけましたか?
営業戦略を一緒に考える際もこのデータがあるのと無いのとではスピード的にも大きく変わってきます。
是非、売上データを取っていただき、更なる売上を目指してくださいね。
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