先日、パーソナルジムのトレーナー(社長)の方と話しをしていると今後の事業展開についてどうするか?のご相談を受けました。
幸いこのジムをオープンされる時から関わらせていただいています。
今は一人でされているんですが、やはり多店舗店展開や関連事業の立ち上げを視野に入れて考えていきましょう。となる訳ですが、ここで社長から大事な一言がありました。
「多くのトレーナーってクライアントさんに寄り添えないんですよね〜」
えっ?どういうこと?
「自分の理論ややり方を押し付けてクライアントさんが発する声や身体の調子を聞いたり感じれたり出来ない人が多いんです。クライアントさんもその日の体調とかあるじゃないですか。その人が本来持っているパフォーマンスがその日によって変わる事は普通にあるので、その人にきちんと寄り添ってメニューを臨機応変に対応させないといけないんですよ」
なるほど、そういう事ね。
わたしたちエンジニアやコンサルタントにとって基本でした!
そこで考えたんですが、お客さまに寄り添うってどんな事だろう。本質は?
答えはすぐに分かるんですが、
お客さまに寄り添う=お客さまの課題を解決してあげる
って事です。
場合によっては聞き役(傾聴)だったりするかも知れませんが、それでは課題(問題)解決にならない場合が多いんじゃないでしょうか。(悪いとは言いません)
実は、数ヶ月前から五十肩で右の腕を上げたり後ろに回すのが痛くて、右肩を下にして寝ると激痛が走ってたんです。
当然トレーニングにも支障をきたしていたんですが、トレーナーが原因を探してくれて、対処方法を教えてくれました。
ここで、わたしの五十肩の事を聞いて「大変ですね」と相槌を打ってくれても寄り添う事になったかも知れませんが、色々は専門書を調べて対処方法を調べ教えてくれたお陰で、腕が上がったり、後ろに回せたりが可能になったんです。わたしの問題が解決できた瞬間ですね。
これがまさに寄り添うって事ではないかと思います。
お客さまと直接お話しをする機会が多い人ほど、この寄り添うっていう事をもう一度考えてもらうとお客さまとの関係が益々良くなっていくんじゃないでしょうか。
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